Windowsメンテナンス
概要
Windowsをメンテナンスする。公式のツールを使う。GUIとCUIの両方を使えばいい。メモ: ドライブ、記憶装置。ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)。ソリッドステートドライブ(SSD)
GUI
- ドライブのデフラグと最適化
- 自動メンテナンスの開始
CUI
sfc /scannow
(システムファイルチェック)-
Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
(OS修復) chkdsk /f /r /scan /perf
(ドライブ修復)
各所要時間
- ドライブのデフラグと最適化:HDDはデフラグ多段階を数日覚悟、SSDはトリムで一時間以内多分数分以内
- 自動メンテナンスの開始:めっちゃかかる数日覚悟。早ければ数時間
sfc /scannow
:数時間以内早ければ数分-
Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
:Windows update同様なので数日覚悟、早ければ割と早い -
chkdsk /f /r /scan /perf
:数日覚悟。数時間は覚悟、絶望的
具体的な手順例
- ドライブのデフラグと最適化ソフトを起動、実行
- 「コントロールパネル」→「セキュリティとメンテナンス」→「自動メンテナンスの開始」で自動メンテナンスを手動実行
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以下のコマンドをなんかいい感じの順で、実行し、システムの整合性をチェック・修復
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Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
(OS修復) chkdsk /f /r /scan /perf
(ドライブ修復)sfc /scannow
(システムファイルチェック)
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解説
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ドライブのデフラグと最適化は、HDDではデフラグを実行する。
SSDではトリムを実行する。
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デフラグは、HDDにおいて、フラグ、フラグメント、日本語で断片化したファイルを連続して配置し直す機能である。
ドライブではファイルが最初のところとは別のところに分散される。
これを同じところに配置し連続させることで、HDDのディスク上で連続してよみこめるようになるだろう。
この際のHDDとSSDの違いだが、HDDはディスクドライブであり、書き込みできる回数が多いから可能なのである。
だがSSDでは書き込みできる回数が少ない。
またSSDは高速であり、最適化の必要性は多くない。
そのため、SSDではデフラグせず、トリムする。
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トリムは、SSDにおいて、未使用のブロックを解放する。
OS側で削除していい部分を、SSD側に通知する。
上の事情があるからである。
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デフラグは、HDDにおいて、フラグ、フラグメント、日本語で断片化したファイルを連続して配置し直す機能である。
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自動メンテナンスは、Windowsのメンテナンスを自動で行う機能である。
これを手動で実行することで、メンテナンスを実行できる。
様々な機能の詰め合わせであり、ソフトウェアの更新やセキュリティのスキャン、システム診断などをしているらしい。
- chkdskは、ドライブ上のファイルシステムをチェックし、修復するためのツールである。perfで最優先にして実行、scanでオンライン実行してるはずだけど知らん。コマンド系は一緒に使っておく。
- DismでWindows updateの要領で、OSのイメージを書き込み修復する。コマンド系は一緒に使っておく。
- sfc /scannowは、システムファイルをチェックし、修復するためのツールである。コマンド系は一緒に使っておく。